- PHOTOGRAPHY BY 原田忠
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「美髮設計師」其實並不是原田忠最初的夢想職業,才剛高中畢業的他對於飛行員的工作相當嚮往,因此加入自衛隊成為空中交通管制官,然而,在飛行員的測試中原田忠落選了。
當夢想遇到挫折,原田忠將自己重新歸零傾聽自己內心深處最真實的心情,他想起從小看著父母親經營沙龍事業,從髮型設計、整體造型到人員管理的畫面,並發現到自己最想要的是與人有更密切的互動與交流,因此下定決心投入美髮工作。
実家は美容室でしたが、高校卒業後、パイロットになりたくて自衛隊に入りました。訓練を受け、航空管制官になったものの、適性検査で落ちてパイロットの夢が挫折。そのときに何かしら直接的な人とのコミュニケーションを求めて、原点に戻りました。人とコミュニケーションしたい、そして自分を表現したいという気持ちから、美容師として再出発したんです。ただ、自衛隊時代は苦しかったけれど、精神も肉体も鍛えられ、それが今の自分をつくっていると思います。
中途出家,原田忠起步的比一般多數的美髮設計師來的晚,也因此追的更賣力,一路走來,原田忠受到同樣也是設計師的母親影響最深,他表示,若要成為一位出色的美髮設計師,對於任何事情都必須保有強烈的好奇心,越奇怪的東西越能帶給他獨特的創意靈感。此外,原田忠表示過去在自衛隊時代的經歷、精神與體能鍛鍊也都是造就現在的他非常重要的元素。
本科出身ではない原田忠は多くの美容師より出遅れたため、誰よりも努力していました。人生で最も影響を受けた人は母親と語った原田忠は、どんなことに対しても強い好奇心を持つべき、珍しいほど独特の発想が生まれてきます。また、今の自分があったとても重要な出来事は、自衛隊時代の経歴と精神・体力のトレーニングがあったからと言いました。
像是在自衛隊時期總是必須對著鏡子檢視自己的鞋子、褲子的褶痕、刮鬍子等所影響,曾擔任UNO髮型總監的原田忠對於男性造型特別感興趣,他認為打造男性造型必須營造出與打造與女性造型時不同的視野,因此顯得格外有趣,也因為這樣的興趣讓原田忠創造出獨特的男性美學,並帶給UNO恰到好處的男子氣概。
男性のヘアメークには、女性のそれとは違った視点があるのでおもしろい。自衛隊員のころ、「靴を鏡に、ズボンの折り目で髭を剃れ」と言われたんですが、それこそが究極のみだしなみ。自律のなかに受け継がれてきた男の美学がある。「UNO」でもだんだん力強い男らしさを出していくようになり、時代もそうなってきていると思います。僕は的確に点=ポイントを打ちながら、線に繋ぐようなことがしたい。それから、今は人のため、大義のために何かして、それが自分に返ってくるような仕事をしたいと思っています。
「只要肯努力,夢想與成就就不再只是兩條平行線」,原田忠多次受到日本最大美髮比賽Japan Hairdressing Awards(JHA)的肯定,榮獲JHA新人賞、年度設計師、青山藝術季賞等獎項。
有名アーティストたちとの親交が多く、そのビジュアルアート・クリエイティブワークにも深く関りをもつ。受賞歴に2004年、2012年JHA(Japan Hairdressing Awards)グランプリ他、受賞歴多数。
自2004年奪得年度設計師獎項後,2012年原田忠再次奪得這個被美髮人視為最高殊榮獎杯,這8年來他體驗到認為自信與技術都不足的掙扎期,然而在經歷了大地震與孩子的誕生後,他感受到自己「心胸變得更開闊、更寬容」了;原田忠表示,當所處的世界與環境都有了變化,自己所創作的作品及工作的意識也因此產生了改變, 也因此獲得了更多的可能性!
2004年のグランプリより8年の歳月を経て2度目のグランプリをいただけましたこと、実感がなく今だに信じられません。ただ、かつてあの景色を味わってしまった以上、もう一度あの景色を渇望したいと思う自分は確かにいました。でも、あの時の頂きではなく、2004年にみた景色の向こうに更なる高い頂きは見えていました。そして葛藤が始まりまりました。
震災以降、子供の誕生とともに自分の世界と環境は変わり、作品や仕事に対する意識も同時に変わりました。なんでも許せる・・・。凝り固まった自身の世界を許してあげることで、肩の力が抜けたとき、この作品を作る機会に恵まれました。この作品は見てくれる人に希望や勇気、そして遠くを見つめる眼差しにやさしい光が満ち満ちている、そんな女性像をイメージして作りました。自分のためでない誰かのために・・・。
這8年來原田忠要求自己做更多的練習與準備,不停的與困境作戰、持續以實驗的精神挑戰不同的可能性、打破自己原有的觀念及想法、讓自己的思想及創作有更寬廣的奔馳空間!這樣的過程讓原田忠對自己的作品越來越有自信,他表示這一切都是為了能夠更完整的表達出自己的想法,並且希望給予欣賞他作品的人更多的希望與勇氣。
自らの作風の記号を作品の中に散りばめれば散りばめるほど、「らしさ」は生まれるものの、そこから抜け出せないジレンマとの戦いと、自分のアイデンティティーを破壊し生み出す怖さ。評価などものともしない勢いとヘアスタイルの実験的かつ挑戦的なアプローチは表現の可能性を広げはしたものの、暴走をはじめていました。自己満足至上主義、自分がやりたい世界観を突き詰めて表現する、危うさと諸刃の剣。いま思えばそんな作品群は表面的な美しさより内面に怪しく光るなにかに向かって、それを炙り出そうと必死に自分がもがき苦しんでいるようでした。用意された8年は自らのセンスと技術不足に掻き苦しむための期間だったのだと・・・。
1999年自Shiseido Academy of Beauty ﹠Fashion(SABF)畢業,原田忠表示在SABF的學習並不僅侷限於美髮,同時在彩妝及整體造型上也有所精進,而這樣全面性的學習開拓了原田忠的視野,現今他被資生堂視為首席造型師,更擔任視覺形象創作總監的工作,每年他都帶領著資生堂創意團隊發表每一季的流行趨勢,連續創造了許多令人驚豔的作品,現今更原田忠更活躍於紐約、巴黎、東京等時尚重地的時裝伸展台。
資生堂が運営するSABFA(ビューティーアーティストアカデミー)を卒業後、2000年同社に入社。現在では最先端のファッションシーンにおいて、国内はもとよりNYやパリのコレクションでヘアメークチーフをつとめる資生堂のトップアーティスト。卓越した繊細な技術は業界からの評価も高く多数の受賞歴を持つ。
從小就對於漫畫、動畫、電影、音樂等這些瞬間就能將人拉進想像世界的魔力相」當著迷,原田忠從這些創作中獲得了許多的想法與靈感,常常想著「如果指甲長出了頭髮」?「如果睫毛一直伸長了」?等問題,不管是中世紀的世界或是黑暗的幻想,原田忠都希望能夠透過美髮與彩妝的技巧創造出來,無論是華麗唯美的超現實感或是潛藏著獨特之美的經典元素都能在他的作品中看到。
昔から漫画やアニメ、映画が大好きなんです。一瞬でその世界に引き込まれるようなもの、中世の世界やダークなファンタジー。ヘアメークをやる時も、何が起きるかわからない世界に自分を一度放り込んで、「もし」を考えることが多いですね。「まつ毛がずっと伸びたら?」「爪から毛が生えたら?」。華やかな美しさの影にある耽美、内に潜む美しさを切り取ろうとこだわりつづけていた時期もありました。
「不斷的進化自己、不斷的追求美的事物」這是原田忠認為身為優秀美髮設計師必要的特質,他認為做任何事都不能只看結果,過程中自己得到了什麼改變最重要。未來他希望能再接觸一切還沒嘗試過的事物,累積更多不同的經驗,期待著自己美髮生涯能夠看的更寬,走的更廣。
原田忠とって、ずっと進歩を求め、美を追求し続けるのが一流の美容師として必要不可欠な条件です。
どんなことでも結果だけで決めつけられない、一番重要なのはやっているうちにどんな変化があったことです。これからは、新しいことを挑戦し、いろんな経験を積み、美容師生涯の視野をもっと広げて前に進んで行くと自分に期待しています。
原田忠從自2008年起開始舉辦自己的個展「原田忠全部」,今年三月展出的「原田忠全部ver.5.0」更將自己從2003年到2012年,10年間的62件作品完整公開,吸引了眾多設計師、藝術家及媒體到場參觀。「原田忠全部ver.5.0」完整的展露出原田忠在編髮創作的純熟手技與祕訣,除了大量的運用編髮技巧之外,原田忠更為了此次的特展採用特殊印刷攝影科技創作出一系列3D立體編髮造型,任何角度都能欣賞到不同的細節變化,而這也是日本美容美髮界的首次創新嘗試!
5年ぶりの個展「原田忠 全部ver.5.0」を開催します。美容業界で発表した作品数十点とヘアオブジェ、また「ジョジョの奇妙な冒険」からインスパイアされたオマージュ作品(未発表)も併せて展示します。多くの美容の先人たちから、僕は沢山の夢や希望、美容の素晴らしさを与えて頂きました。その先人たちにも及ばない、まだまだ微力な自分ではありますが、美容の素晴らしさや可能性をこの個展を通じて感じていただけましたら、嬉しいかぎりです。
今回の個展のためだけに撮り下ろした、編み込み作品を裸眼式の3次元ディスプレイ化!シート状のレンチキュラーレンズを用いて、見る角度によって絵柄が変化したり、立体感が得られたりする印刷物を作成中。
2000年 JMAN彩妝髮型綜合造型競賽 最高獎
2001年 HAIR MODE雜誌 年度最優大獎
2002年 NHDK全國髮型大賽冠軍
2003年 JHA最優秀新人賞
2004年 JHA最大賞: 年度設計師
2005年 JHA亞軍
2006年 JHA亞軍
2007年 JHA青山藝術祭賞
2008年 個展「原田忠全部」展出
2009年 個展「原田忠全部Ver.2.0」「原田忠全部Ver.3.0」
2010年 NY Collection Thom Browne (Hair Make Chief) United Bamboo (Mair Chief)
2012年 JHA 最大賞: 年度設計師
2013年 個展「原田忠全部Ver.5.0」